2019年2月1日
一般社団法人ICT-ISAC
一般社団法人 ICT-ISAC(アイシーティ・アイザック)【所在地:東京都港区、理事長:齊藤忠夫、以下、ICT-ISAC Japan】は、国内のISPを含む通信事業者に加え、放送事業者、ソフトウェアベンダー、情報提供サービス事業者、情報関連機器製造事業者等、幅広い分野の会員と連携し、サイバーセキュリティの観点から、安全な情報通信技術(ICT)社会の形成に寄与する活動を推進しております。
あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続されるIoT/AI時代が到来し、それらに対するサイバーセキュリティの確保は、安心安全な国民生活や、社会経済活動確保の観点から重要な課題となっています。2020年にはインターネットに接続するデバイスが200億個を超えると予想され、これらのデバイスが悪用され、大規模なボットネットを形成することは大きな脅威となりえます。
IT及び通信業界の国際的企業によって設立されたCouncil to Secure the Digital Economy(CSDE ※1)は、拡大・巧妙化しつづけるサイバー攻撃の脅威に対抗すべく、効果的な対策を推進・普及する活動の一つとして、2018年11月にInternational Anti-Botnet Guide(国際ボットネット対策ガイド)を発表しました。本ガイド記載の背景や対策は、米国を中心とした幅広い分野のステークホルダーがそれぞれの立場で行う対策の例がまとめてあり、ICT-ISAC Japanの会員のみならず多様な組織においてボットネット対策の参考として役立てていただけるよう、ICT-ISAC Japanの会員でありCSDEの会員企業でもあるNTTが翻訳を行い、ICT-ISAC Japanの監修のもと公開することとしました。
なお、文書の翻訳監修にあたっては、NTTがUSTelecom、Information Technology Industry Council(ITI)、Consumer Technology Association(CTA) の承諾を得ており、原本に沿ってできる限り忠実に翻訳していますが、正確性を保証するものではなく、本ガイド記載の内容により生じる損失・損害に対して、ICT-ISAC Japanは一切の責任を負うものではありません。