お知らせ

2017年3月23日
一般社団法人ICT-ISAC

インターネットバンキングに係るマルウェア感染者に対する注意喚起について

一般社団法人 ICT-ISAC(アイシーティ・アイザック)【所在地:東京都港区、理事長:齊藤忠夫、以下、ICT-ISAC Japan】は、国内のISPを含む通信事業者に加え、放送事業者、ソフトウェアベンダー、情報提供サービス事業者、情報関連機器製造事業者等、幅広い分野の会員と連携し、サイバーセキュリティの観点から、安全な情報通信技術(ICT)社会の形成に寄与する活動を推進しております。

インターネットバンキングに係る不正送金事犯に使用されているとみられるマルウェアが、世界的に蔓延していることから、今般、ドイツ警察が中心となり、関係各国が連携して、マルウェアを利用した国際的なインターネットバンキングに係る不正送金事犯の実行者を検挙され、当該マルウェアに感染した端末の対策を行う国際的な取組(オペレーションアバランチ)が実行されています。

本取組において警察庁より総務省並びにICT-ISAC Japanに対し協力の依頼があると共に本取組によってマルウェア感染者の情報が得られることから、ICT-ISAC Japanでは総務省と連携し、平成25年度11月1日より実施している「官民連携による国民のマルウェア対策支援プロジェクト(ACTIVE)」を通じて、該当マルウェアに感染している利用者への注意喚起を実施することと致しました。

ICT-ISAC Japanでは、総務省と連携し、本取組で得られた該当マルウェアの感染端末に関する情報を元にACTIVEの取り組みを活用して、国内インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)事業者に対して感染者に関する情報提供を実施いたします。

○関連情報

・総務省
 インターネットバンキングに係るマルウェアへの感染者に対する注意喚起の実施
 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu03_02000120.html

・警察庁
 インターネットバンキングに係る不正送金の国際的な被害防止対策
 http://www.npa.go.jp/cyber/avalanche/index.html

・官民連携による国民のマルウェア対策支援プロジェクト(ACTIVE)
 インターネットバンキングに係るマルウェアへの感染者に対する注意喚起の実施
 http://www.active.go.jp/active/news/info/entry-255.html

以上