法人向けIoT機器の悪用によるサイバー攻撃防止ページ

最終更新日 : 2022/02/02

IoT機器の脆弱性とはどのようなものですか？

脆弱性にはいくつかの種類があります

【IoT機器固有の脆弱性に関するもの】

• 人が原因となるもの

  人が行った作業などが引き起こすものです。
  ID/パスワードが初期値のまま、簡単(わかりやすい）ID/パスワードを設定、アクセス制限の不備・失敗、不要な機能を動かしたまま、などが相当します。

• IoT機器自身の問題

  機器を構成するハードウェア、ソフトウェアが起因となるものです。 ファームウェア自身のバグ、ファームウェアが使用しているライブラリのバグ、不必要な機能／通信ポートを解放したまま（Open DNS, Open NTP等）、提供している機能の仕様の問題（WAP, WEP　等）等が挙げられます。

【そのほかにも考えるべき脆弱性に関するもの】

• ネットワーク等の問題

  IoT機器が設置されているネットワークの構成が不適切なことにより発生するものです。
  例えば、必要もないのにグローバルインターネットへ接続してしまった、等が考えられます

• 設置場所などの問題

  機器を設置しが場所により問題が引き起こされてしまうものです。
  例えば、IoT機器が誰でも入れる場所に置かれている、IoT機器が誰でもいじれるような状態にある（スイッチなどがむき出し　等）があります。